制作会社営業用のポートフォリオサイトで必ず抑えるべき7つのポイント

  • URLをコピーしました!
うしくん

Web制作の学習が終わってポートフォリオが作れるレベルになったけどどんなサイトを作るといいのかわからないや・・・

Web制作の学習が終わったら、実際にクラウドソーシングや制作会社などに営業をかけて案件をお願いしてもらうフェーズに入っていきます。

しかし、テンプレートを用いたポートフォリオサイトや、ありきたりで完成度の低いポートフォリオサイトでは営業をかけたところで見向きもしてもらえないのが現状でしょう。

特に制作会社への営業となると、多くのフリーランスから営業をもらってるだけでなく、見る目もかなり備わっているため、抑えるべきポイントを抑えたサイトを作らないとライバルたちに埋もれてしまうのが関の山です。

制作会社はWebサイトを作るプロ集団です。
必ず抑えておくべきポイントを抑えてポートフォリオサイトを作成しないと当然ですが相手にはしてもらえないでしょう。

たんしお

今回は250社制作会社営業をした僕が制作会社の人から聞いてポートフォリオサイトとして押さえておくべきと感じたポイントを紹介するよ!

目次

デザイン崩れやおかしなデザインになっていないこと

まず絶対必須条件として、デザイン崩れやおかしなデザインになっていないことが重要です。

コーダーとして制作会社から仕事を請けようとしている以上、自分の業務範囲であるコーディングの領域でミスが目立つようなことは決してないようにしましょう。

基本的にはコーディング前にチェックする内容と同じで差し支えないと思いますが、一応気にしておくべきことの例として下にまとめておきます。

  • 各種ブラウザで確認しても崩れは存在しないか
  • インナー幅が存在しているか
  • 横スクロールが発生していないか
  • 要素から飛び出してしまっている文字はないか
  • 行間字間は適切で読みにくくないか
  • 画像のアスペクト比が崩れていないか
  • 画像がインナー幅を飛び出していないか
  • z-indexの関係性がごちゃごちゃになっていないか

特に自身のPCでデザイン・構築をすることになると思うので、『特大画面で見た時』『スマホで見た時』のチェックを忘れないようにしましょう。

たんしお

参考までに、コーディング後のチェックすべきことをまとめた記事もあるので、自分のポートフォリオでもチェックしてみよう。

あわせて読みたい
コーディング案件の納品前に確認することまとめ 制作会社に依頼されたコーディング案件ようやく終わった・・・ 業務お疲れ様でした!ところでそのまま制作会社さんに戻そうとしてないかい? コーディング案件1つとって...

デザインに関しては、完全に正解のものはないかもしれませんが、あまりにも素人感が出てしまうようなものでしたら自作よりもデザインは外注してしまった方が無難かもしれません。

うしくん

僕だったらテンプレ感・素人感満載のサイトの人にはお願いしたくないかな・・・

たんしお

いくらコーダーとしての営業とはいえサイトが目を引くことは超重要!ここで差別化を図るくらいの気持ちでいこう!

現在当ブログ内で、営業に使えるポートフォリオ用デザインカンプを販売しております。
プロのデザイナーにデザインは作成してもらっているので、デザインに自身のない方は是非ともご利用ください。

あわせて読みたい
即制作会社営業に使えるポートフォリオ用デザインカンプ作りました【表示チェックレビュー・WP対応・ポ... 実案件レベルの仕様でコーディングが練習できて自分のポートフォリオとして営業に使えるデザインカンプを作りました! 今の自分のレベルで案件を受けて大丈夫か不安・・...
たんしお

すでにこのカンプを元に作成したポートフォリオで制作会社から案件を請けた人もいるので自信をもって紹介できるよ!

訴求内容がわかる構成になっていること

稀に自己満すぎるサイトを作ってしまって、なんのためのポートフォリオなのかがわからなくなってしまっている人がいます。

あくまでも営業用のツールとしてのポートフォリオサイトなので、どんな内容・どんな構成だと効果的か考えたものを作るようにしましょう。

この先のセクションでも紹介する内容と被るものはありますが、一応制作会社側からしてポートフォリオを通して知りたいであろうことをまとめて見ると以下のようなものになります。

  • 自社のどんな悩みを解決してくれるサービスなのか
  • 営業してきた人はどんな人なのか
  • どんなスキルを持っててどんなことが得意か
  • 得意なことを証明できる実績はあるか
  • よくある規模の案件に対する納期と価格感はマッチするか

上記の制作会社側が「知りたい!」と思っているであろうことがわかる内容になっていることが重要です。

自身の作ったポートフォリオが『誰に』『何を伝えて』『どんな効果を期待できるか』を見失わないようにしましょう。

うしくん

ここまで内容がしっかりしていたらなんだか安心できる人かもって思うね。

たんしお

結局は全く知らない人だから安心して一緒に仕事をできるかどうかが大事!しっかりしてるサイトはそれだけで信頼につながるよ!

FVにお問い合わせボタンを設置していること

ここは最重要ではないかもですが、ファーストビューにはしっかりとお問い合わせボタンなど、問い合わせにつながるものを置いておきましょう。

広告代理店に勤めている方も、ポートフォリオのファーストビューにお問い合わせボタンがなかったらその時点で閉じるなどとおっしゃっていました。

必ずしもそこからお問い合わせが来るものではありませんが、このようなセオリーとされている構成やデザインは必ず押さえておきましょう。

うしくん

こんなデザインや構成はちゃんと勉強しないといけなくなるからデザインは外注って選択肢は納得だね・・・

実績はテストアップしてコードがわかるようにしておくこと

実績として作成したデモサイトや練習サイトを、キャプチャをとって画像を載せるだけの人がいたりしますが、コードがわかるように載せましょう。

キャプチャだけでは本当にその人がコーディングしたものの画像なのかわからないし、なんとでも偽造ができます。

必ずBasic認証をかけるなどしてテストサイトにアップして、制作会社の人がコードの中身まで見れるような状態にしておきましょう。

Basic認証をかけてサブドメインにテストアップする方法はこちら

また、これでも別の人がコーディングした可能性も当然残ってしまいます。

ちゃんと自信が取り組んだものだというのがわかるように、その実績のこだわりや制作にかかったおおよその時間、実装で苦労したところなどのポイントを記載しておくとより信憑性が増すだけでなく、課題に対してどのように向き合ってどのように解決していける人なのかの人間性の部分をアピールできると思います。

たんしお

実際僕も面談で「過去の案件で苦労したこと」とかを聞かれたことがあったし、どうコーディングしたかってのは大事だね。

WordPress化してあること

HTML/CSS/jQueryの知識だけで営業に入ってもいいとは思いますが、WordPressまで学習して、WordPressで構築されたポートフォリオサイトを持って営業に出るべきだと思います。

事実、制作会社の案件ではWordPressのオリジナルテーマの案件が非常に多いです。

そんな中制作会社側から、「コーディングのみお願いしてWordPress部分だけ社内で巻き取る」なんて依頼の仕方をするわけがありません。

コーディングのみできる程度の人は数多く存在する上に、WordPress案件が多いのに丸っとそれをお願いできないフリーランスとなってしまっては全くもって制作会社側にメリットがありません。

無料でWordPressの学習ができるロードマップを作成しているので、学習前の方はこちらを参考にしてください。

あわせて読みたい
完全未経験から始めて3ヶ月で学べるWeb制作独学学習ロードマップ -3ヶ月目- いよいよ3ヶ月目ですね。最後の月になりますので頑張っていきましょう。 3ヶ月目の学習内容は・動的なWebサイトとは何かを知る・世界で最もポピュラーなCMSであるWordPr...

もちろんWordPressまで学習したら、自身のポートフォリオサイトもWordPress化しておきましょう。

ポートフォリオのWordPress化で意識しておくと良いことは以下のものが挙げられます。

  • 実績を投稿にして更新可能に
  • カスタムフィールドを用いて編集可能欄を増やす
  • 長くなりそうな自己紹介やサービス内容などは固定ページに
  • お問い合わせフォームもしっかりと動くように
  • ぱんくずリストやページネーションなど忘れがちなものもしっかりと実装
  • 最低限なセキュリティ対策もする
たんしお

WordPressはセキュリティ面で脆弱性を抱えているため、それに対する意識があるというだけで評価は大きく変わるよ!

適度な動きを施してできることをサイト内でアピールすること

そのポートフォリオサイトの中身や実績がどんなに良くても、ありきたりな見た目ではそこまで見てもらえない可能性が高いです。

せっかく営業メールを送ってポートフォリオサイトを開いてもらったなら、確実に目に止まる・印象に残る・最後まで見てみたくなるようなものにするのがベストです。

そのためにもサイト内に適度な動きをもたせたギミックは必要だと思います。

あまりにも不必要な動きや機能はかえって視認性を損ねますが、印象に残るためには多少の動きなどはあった方がいいです。

たんしお

個人的にはローディング画面で個性を出すのがおすすめ。開いた瞬間に違いを出せるしその先も期待したくなるからね。

明瞭な価格表を載せておくこと

いざポートフォリオを見てもらって、その人柄や実績に一定の納得がいっていたとしても、作業内容や価格感が不明だとお願いできません。

また、載せていたとしてもその内容が曖昧すぎると依頼しにくいだけでなく、素人感が一気に出てしまいます。

価格表はできるだけ詳細に項目分けしておくと、それだけでも十分に信頼感があるものになります。

たんしお

適正な価格について悩むところかもだけど、コーディング代行業者のサイトをいくつか参考にするといいよ!

制作会社側に、この人に依頼したらどんな項目でどれだけの費用がかかって全体でどれだけの金額になりそうかがすぐにわかるようなものであると理想です。

たんしお

見積もりの際も、極力細かく項目分けしてどの項目にいくらかかるか伝えるようにしようね!

うしくん

ポートフォリオにその価格表があるとそれが根拠になるし、確かに細かく作っておいた方がいいかもね・・・!

たんしお

見積もり時に確認しておくことをまとめてチェックシートにした記事もあるからよかったら参考にしてね!

あわせて読みたい
デザインデータをもらったら確認しておくこと【見積もり前・コーディング前】 コーディングの案件の相談を受けたけどデザインをもらったらどんなことに気を付けたらいいんだろう・・・ コーディングの依頼を受けたらデザインデータをもらってコーデ...

まとめ

たんしお

制作会社営業用のポートフォリオサイトとして押さえておきたいポイントをおさらいしておくよ!

  1. デザイン崩れがなく、綺麗なデザインになっているか
  2. 自分の強みが明確になっていて、制作会社の何を手助けできるサービスなのか明確な内容になっているか
  3. FVにCTAボタンがあるなど、セオリーを守った構成になっているか
  4. 実績はコードが見れる状態で、制作に関する情報も記載できるとベター
  5. 下層ページを設けてWordPress化して、セキュリティ対策も行っておく
  6. ローディング画面など動きを実装して、印象的なサイトになっているか
  7. 詳細で明確な価格表を記載してあるか
たんしお

これだけのポートフォリオを作成するのには時間も労力もすごいと思うけど愛着もわくと思うし頑張ってみよう!

うしくん

自作のポートフォリオで全てを満たすものを作るのは自信がないなあ・・・

たんしお

そんな人のために自分のポートフォリオサイトとして使用できて、なおかつアドバイスも受けれるサービスを作ったよ!

序盤にも紹介しましたが、自身の営業用ポートフォリオとして使用できるデザインカンプを販売しております。

上記のポイントを抑えているだけでなく
現在はコーディング後の表示チェックや、自身のポートフォリオとしてアレンジする際のアドバイスなどもしておりますのでご興味のある方は是非ご利用ください。

あわせて読みたい
即制作会社営業に使えるポートフォリオ用デザインカンプ作りました【表示チェックレビュー・WP対応・ポ... 実案件レベルの仕様でコーディングが練習できて自分のポートフォリオとして営業に使えるデザインカンプを作りました! 今の自分のレベルで案件を受けて大丈夫か不安・・...

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!